留学生が日本の高校で初めて出会う国語、特に古文はどのように学習したらよいかわからないという多くの声が協会に寄せられています。
古文は日本の古典文学で、現代文とはかなり違っていて、日本人でも学習しないと読めないものではありますが、留学生にとって学習のハードルが高いことは容易に想像されます。
しかし、一見難しそうに見える古文ですが、文法や、古文特有の単語などを知れば、文章は現代文より内容はやさしく、実は得点しやすい科目でもあるのです。入門の段階で、躓きやすい部分を丁寧にサポートし、自分で学習できる方法を身に付けられればその後の古文の学習はずっと容易なものになっていくでしょう。
協会では、古文の学習にお困りの留学生、特に高校1年生のための対面授業形式の4回の講座を用意いたしました。
【概要】
古文独特の単語や動詞・助動詞の活用など、古文入門レベルの生徒が出会う学習上の困難について、基礎部分を丁寧に解説することで、古文が決して難しくないものだと実感してもらえることを念頭に置いた授業となります。
【学習到達目標】
古文の文章から名詞、動詞、助動詞を見分け、基礎的かつ重要な動詞・助動詞の活用を覚え、自分で辞書をひいて内容を理解できるようにします。 さらに自学自習ができるようにします。
【授業方法】
学校で使っている教科書の短い古文を教材として、品詞の区別の方法、ノートの作り方、辞書のひきかたを一緒に学習します。一方的な講義ではなく、生徒が自分で頭と手を動かす時間になります。
【日程】
①7月16日 (火)14:00 ~ 16:00
②7月17日 (水)14:00 ~ 16:00
③7月18日 (木) 9:45 ~ 11:45
④7月22日 (月) 9:45 ~ 11:45
【場所】
対面授業 新宿近くの研修施設(詳細は、別途ご案内)
【参加対象者】
N5以上の日本語能力
※詳細について、御連絡をください。