※下記のQ＆Aは、日本国籍ではない生徒が、日本の高校へ入学し、将来は日本の高校を卒業するという前提でのものとなります。
- Q：外国籍の生徒は、日本の高校へ入学することはできますか。
A：はい、できます。基本的に、国籍に関係なく、入学できます。ただし、学校によって、受け入れ条件等の細かい規程が異なりますので、各学校の募集要項を十分に確認する必要があります。
- Q：公立の学校への入学は可能ですか。
A：留学希望者の保護者が、日本で納税している場合では、公立の学校への入学が可能です。
詳しい情報については、各地域の市役所・区役所などにお問い合わせしてください。一方、日本で納税していない場合は、お子様の留学先の選択肢としては、公立ではなく、私立の学校のみとなります。 - Q：生徒本人一人での来日留学は可能ですか。
A：未成年の留学生受け入れに関しては、学校の方針と個別のケースにより、かなり異なります。一般的に、寮がある学校は、積極的に受け入れる学校が多く、寮がない場合は、留学期間中に、留学生と保護者または親族と同居を要求するケースが多いようです。
- Q：私立高校へ編入をしたいのですが、難しいでしょうか。
A：編入に関しては、学校により、またその年度の事情によって、変動がかなりあります。留学生の受け入れに関しては、進路指導やクラスに馴染む課題などの課題があるので、それらの点を懸念する学校が少なくないと思われます。
- Q：留学するには、どのぐらいの日本語力が必要ですか。
A：入試の条件は、学校によって異なりますので、各学校の募集要項の確認が必要となります。
なお、留学前にご理解を頂きたいこととして、学校生活に馴染むことや、普段の授業についていくことを考えると、留学希望者本人に一定の日本語力が必須となります。
日本語力レベルの目安としては、日本語能力試験の3級に相当する日本語力がないと、留学生自身が留学後に困ることになるでしょう。しかし、まだ10代の若者なので、短期間で日本語力がグッと伸びるだろうから問題がないと思っていらっしゃる方が多いと思いますが、日本語力が多少弱いなら、英語力をはじめとして他の教科の力も一層強く求められることになります。いずれにしても、留学を考えるのであれば、1日も早く日本語の学習を始めることをお勧めします。 - Q：留学の準備は、どのくらい前から始めたらよいですか？
A：少なくとも半年前からです。理想を言えば、1年前から始めるのがよいでしょう。自分に合った学校への留学を十分に時間をかけて準備し、留学の成果を最大のものにしましょう。